左官クレームって言えばそうなんだけど・・・
外構工事でよくある話をします。
家の基礎と、左官との取り合いについて・・・
セメントを流して、数日・数年すると、このように基礎と地面との間に0.5mmぐらいの隙間があく場合があります。
基礎がセメントの水分を吸い込んだり、基礎とセメントのうまくくっつかなかったり・・・理由はイロイロあります。
でも、これどーしょーないんです。 後日隅間にセメントを流すぐらいでしか、対処のしようがないんです。
セメントの質が悪い訳ではなく、左官のコテ仕上げが悪いわけでもなく・・・自然としかいえないのが理由です。
セメントは人工的につくるのですが、気温の暑い寒いで乾き方がかわります。
その微妙なサジかげんが隙間ができる理由です。
ですので、過剰な左官工事は当社ではできません。 当社(私)からみて普通レベルが合格範囲です。 たまーに新幹線の線路の降下ぐらいの質のセメントをたまーにもとめられる方がおられますが、そんな公共事業ゼネコンレベルの左官工事は、当社では、おこなっておりませんので、ご理解下さい。
僕にいわせると、左官って、そんなモンなんです。 植木・盆栽と一緒 同じ木・同じ枝はないよー だから、その職人さんの感性が、限りなくすべてって思っていただいて結構かと思います。
ちょっと、ザクッて書きましたが、ホント 左官・植木とかってこんな感じで仕上げるもんなんです。
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